ビタミンP

女性の悩み、冷えにアプローチ

栄養補助食品はたくさんありますが、冷え症に効果がある、とダイレクトにお勧めされているものは少ないのではないでしょうか。婦人科系や血の道症といった表現の漢方はよく見かけますが、より気軽に買うことができる栄養補助食品ではどんなものが冷え症にきくのでしょう。ビタミンPという成分はビタミンABCEとくらべて知名度は低いかもしれませんが、冷え症に効果がある成分です。

 

ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンといった水に溶けるビタミン様物質をまとめてビタミンPとよんでいます。それで栄養補助食品の成分表示にはヘスペリジンという名称で記載されていることも多いです。ではビタミンPのどんな働きが冷え症に効果があるのでしょうか。まず大きな特徴の一つに、毛細血管の壁を緻密にし丈夫にする作用があります。

 

これによって栄養や酸素が血管に出入りしやすくなります。冷え症の原因の一つに、手や足先の毛細血管が収縮して冷えた血液が体の中心部に戻らず、心臓から送られてきた温かい血液と入れ替わりにくいということが挙げられます。それで、毛細血管が丈夫になると血液の循環がよくなり冷え症が解消されやすくなります。

 

また、ビタミンC を安定させ、その抗酸化作用を余すところ無く発揮させる働きもあります。ビタミンC といえば美肌などの美容効果やアンチエイジング効果が期待でき、冷えだけでなく女性に嬉しいメリットが多い栄養補助食品であります。また、血管を丈夫にする栄養補助食品であることからも分かるとおり、服用していると高血圧や脳出血などの出血性疾患の予防にもなります。

 

杏や蕎麦、特にみかんの皮や白いスジの部分に多く含まれています。まだ熟れる前のみかんにも豊富に含まれているようですが、自然に食物から大量に摂取するのが難しい成分でもあります。栄養補助食品を使って補助的に摂取するほうが効率がよいでしょう。ビタミンP単体で栄養補助食品として販売されていない場合、総合ビタミンやマルチビタミン剤を見てみると配合されていることもあります。